夫の服だけが決まらない。マタニティフォトの服装、二人で整える考え方
ドレスは決まった。ヘアメイクもお願いすることにした。
それなのに、前日の夜になって「そういえば、あなたは何を着るの」という会話が始まる。マタニティフォトのご相談をうかがっていると、この順番になるご家庭がとても多いのです。
無理もありません。この日の主役は、お腹の赤ちゃんとお母さんです。ご主人の服装は、どうしても後回しになります。
ただ、写真になると事情が変わります。二人並んで写った瞬間、画面の半分はご主人が占めることになるからです。ドレスをどれだけ吟味しても、隣の一着が浮いていれば、写真全体がそちらに引っ張られます。
とはいえ、身構える必要はありません。押さえるところは、驚くほど少ないのです。
結論から言えば、色を絞るだけで足ります
服装選びと聞くと、形やブランドを考えたくなります。けれども写真の仕上がりを左右しているのは、ほとんどが色です。
次の色から選んでいただければ、まず外れません。
- 白・オフホワイト
- 生成り・ベージュ
- グレー
- ネイビー
- 黒
いずれも、どんなドレスの隣に立っても喧嘩しない色です。上下を同系色でそろえると、さらに落ち着きます。
なぜこれで足りるのか。写真の中で人の目は、まず明るいところ、次に色の強いところへ向かうようにできているからです。ご主人の服が静かな色であれば、視線は自然とお腹のあたりに落ち着きます。逆に鮮やかな色があると、そこで一度止まってしまう。ただそれだけのことなのです。

避けたほうがよいものと、その理由
反対に、写真にすると扱いづらくなるものがあります。理由まで知っておくと、手持ちの服を見たときに自分で判断できるようになります。
| 避けたいもの | なぜ扱いにくいか |
|---|---|
| 細かい柄 | 布の細かい模様は、写真になると目がちらつきます。視線がそこで散ってしまい、お腹に留まりません |
| 大きなロゴ | 十年後に見返したとき、まっさきに時代が見えてしまいます。写真の中で服だけが古びる、という言い方が近いかもしれません |
| 原色(赤・青など) | ドレスより色が強く出ます。主役が入れ替わってしまうことがあります |
| ダメージ加工 | ドレスのなめらかな質感と噛み合わず、ちぐはぐな印象になりがちです |
もっとも、これらは避けなければならないという話ではありません。
ふだんの二人らしさを残したいという理由で、あえて普段着のままお越しになる方もいらっしゃいます。 よく着ているシャツ、休日の定番の一枚。そこに写っているのが本当の日常であれば、それは十分に選ぶ理由になります。
正解を押しつけるところではない、と私たちは考えています。
ドレスの色から逆算すると迷いません
ドレスが先に決まっているなら、そこから考えるのがいちばん確実です。
| ドレスの色 | 合わせやすい服装 |
|---|---|
| 白・アイボリー | ベージュ、グレー、ネイビー。淡い色でそろえると、やわらかくまとまります |
| くすみカラー(グリーン・ブルーなど) | 白、生成り、グレー。ドレスの色を引き立てる側にまわります |
| 黒・ダークトーン | 黒、チャコール、ネイビー。全体を締めた、落ち着いた一枚になります |
| ピンク・ベージュ系 | 白、ベージュ、ライトグレー。血色がきれいに出ます |
迷われた場合は、白いシャツをお選びください。どのドレスの隣に立っても成立します。理由は単純で、白は他の色の邪魔をしないからです。
「おそろい」にしなくても、そろって見えます
リンクコーデという言葉があります。ただ、色や柄を完全に合わせる必要はありません。
写真の中で「そろっている」と感じられるのは、色のトーンが近いときです。同じ白でも、真っ白と生成りは別の色ですが、明るさが近いので並んでも違和感がありません。
やりやすいのは、次のような合わせ方です。
- 明るさをそろえる(どちらも淡い、どちらも濃い)
- どちらか一方に色を持たせ、もう一方は無彩色で受ける
- 素材の印象をそろえる(つやのあるもの同士、マットなもの同士)
逆に、片方だけが極端に明るい、あるいは暗いと、写真の中で分断されて見えます。
上のお子さまがいる場合
きょうだいになる前の、家族三人の時間。この写真を撮っておかれる方は少なくありません。
お子さまの衣装は、1着まで無料でお貸し出ししています。お持ち込みの服でも構いません。
三人になると色数が増えるので、大人二人を静かな色でそろえ、お子さまに少しだけ色を持たせるとまとまります。写真の中に視線の落ち着きどころが一つできて、賑やかにならずに済みます。
小さなお子さまの場合、当日その場で着替えを嫌がることもあります。着慣れた服のほうが機嫌よく過ごせることも多いので、そのあたりはご無理をなさらないでください。
衣装を借りるという選択
お手持ちの服で迷われるようでしたら、こちらでご用意することもできます。
| 料金(税込) | |
|---|---|
| タキシード | 追加5,500円(1着)/2着まで |
| 男性ヘアセット | 追加6,600円 |
| お子さまの衣装 | 1着まで無料 |
| お手持ちの服でのご参加 | 追加料金なし |
在庫は店舗によって異なります。ご希望がありましたら、ご予約の際にお申し付けください。
ご家族での撮影に、人数による追加料金はありません。 ご主人やお子さまが入られても、プラン料金は変わりません。
当日の朝、迷ったときは
ここまで読んでも決まらない、という日もあると思います。その場合は、次の順で選んでみてください。
1. 白いシャツはあるか。 あればそれで足ります2. 無ければ、無地でいちばん色の薄いもの3. パンツは、シャツと明るさが離れすぎないもの
これで十分に整います。
服装で悩む時間があるなら、その日の体調を整えることのほうがずっと大切です。 妊娠後期は、日によって体の重さが変わります。前日はよく眠り、当日は余裕を持ってお越しください。
最後に
マタニティフォトに写るのは、お腹の大きさだけではありません。
このあと家族が一人増える、という時間に、二人がどんな顔で並んでいたか。その空気のほうが、後になって効いてきます。
服装は、その空気を邪魔しないためのものです。だから色を絞る、というひとつのことさえ守っていただければ、あとは何を着ていただいても構いません。
当日、鏡の前で「これでいいのかな」と迷われたら、遠慮なくスタッフにお声がけください。並べて見てみれば、たいていはその場で決まります。
よくある質問
夫の衣装もレンタルできますか?
できます。タキシードは追加5,500円(税込・1着)でお選びいただけます。2着まで承っております。お手持ちの服でのご参加でも追加料金はかかりません。在庫は店舗により異なりますので、ご予約時にお申し付けください。
夫の服装で避けたほうがよいものはありますか?
細かい柄物、大きなロゴの入ったもの、原色の強いものは、ドレスと並んだときに浮きやすくなります。白・生成り・グレー・ネイビー・黒など、色数を抑えたものをおすすめしています。
夫のヘアセットもお願いできますか?
男性ヘアセットは追加6,600円(税込)で承っています。ご予約の際にお申し付けください。
上の子の服はどうすればよいですか?
お子さまの衣装は1着まで無料でお貸し出ししています。お持ち込みの服でも構いません。ご家族で色のトーンをそろえると、写真にまとまりが出ます。
夫は靴を持参したほうがよいですか?
スタジオ内は裸足での撮影が多く、靴が写らないカットがほとんどです。特別なご用意は不要です。
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GIFT プラン(税込37,400円)には、撮影データ40カット、マタニティ専用ドレス2着、ポイントメイクが含まれます。撮影時間はヘアメイクを含めて約3時間、データは撮影日から10日後のお届けです。土日祝は+5,500円(税込)。
> 12月1日撮影分より、お子さまとご一緒に撮影される場合は、大人の衣装はお一人につき1着となります。お子さまが写らない撮影は、これまでどおり2着お選びいただけます。
ご家族での撮影に、人数による追加料金はありません。
東山スタジオ(名古屋市千種区)・静岡スタジオ(静岡市葵区)で承っております。受付は9:00〜17:00、水・木曜は定休日です。


