マタニティフォトのモノクロ写真|白黒が似合う一枚と、色のまま残したい一枚
マタニティフォトの写真を探していると、ときどきモノクロの一枚が混ざっています。
色のある写真がずらりと並ぶ中で、白黒の一枚だけ空気が違って見えて、「こういうのもいいな」と思われることがあります。ただ、それを自分の写真にしていいものかどうかとなると、なかなか決められませんよね。
モノクロは、好みがはっきり分かれるというより、似合う写真と、そうでない写真があるという話です。
色をなくすと写真の何が変わるのか、そして白黒が似合うのはどんな一枚なのかをお伝えします。読み終えるころには、ご自分がどちらを見たいのか、見当がついていると思います。
モノクロで変わる3つのこと
色を取り除くと、写真に残るのは明るさの差だけになります。そのぶん、目に入ってくるものが入れ替わります。
光と影がはっきりする
カラーで見ていたときは「グリーンのドレス」「白い壁」というふうに、まず色が目に入ります。色がなくなると、そこにあるのは明るい面と暗い面の境目だけになります。
強い光を一方向から当てた写真ほど、この違いが大きく出ます。壁に落ちた光の形や、肩から腕にかけての影が、そのまま写真の骨格になります。
お腹の輪郭が出る
横を向いて立ったときのお腹のラインは、明るい側と暗い側の境目としてあらわれます。
色の手がかりがないぶん、視線がその線に集まります。丸みが彫刻のように見えるのは、こうした理由があります。
表情に目がいく
口紅の赤やドレスの色といった情報がなくなると、最後に残るのは目もとと口もとです。
大きく笑っている写真より、伏し目がちの静かな表情のほうが、白黒ではよくなじみます。
モノクロが似合う一枚
似合うかどうかは、光と背景でだいたい決まります。次のような写真は、色を外しても弱くなりません。
- 暗い背景に、一方向から光を当てた写真
- 横向きで、お腹のシルエットを見せた写真
- お腹に重ねた手もとを、近くから写した写真
- ご主人と額を寄せて、寄り添った写真
- 撮影の合間に写った、自然な表情の一枚

明るい光が全体に回った写真も、カラーでしたらもちろんきれいです。ただ色を外すと平坦に見えることがありますので、白黒にされるなら、影のある一枚から選んでみてください。
色のまま残したい一枚
一方で、色そのものが写真の中身になっているものもあります。こうした一枚は、カラーのままのほうがよく伝わります。
- くすみグリーンやベージュなど、色を選んで着たドレス
- 白いドレスの、生成りがかったやわらかい白
- 上のお子さまが着ている服や、手にしている小物
- 窓から入る光の、あたたかい色
とくに、ドレスの色を時間をかけてお選びになった方は、その色ごと残しておかれるのがよいと思います。選んだときの気持ちは、あとから見返すときの手がかりになります。
いつ伝えるとよい
白黒が似合う写真になるかどうかは、背景の色と光の当て方で大きく変わります。どちらも、撮影の当日にその場で組み立てるものです。
ですので、事前に細かく決めておいていただく必要はありません。ご来店のあとのカウンセリングで、ご希望の雰囲気をうかがいます。
ただし背景は、スタジオごとに使える種類が異なります。暗い背景をご希望でしたら、ご予約のときにひとことお伝えください。 準備が必要なこともありますので、そのほうが確実です。
参考にしたい白黒の写真が1枚あれば、スマートフォンに保存してお持ちください。言葉だけでお伝えいただくより、明るさの感じが早く伝わります。
データのお渡し
撮影した写真は、レタッチを施したデータ40カットとして、撮影日から10日後にダウンロード形式でお届けします。
撮影の最後には、その日に撮ったカットをスライドショーでご覧いただけます。皆さまで一緒に見ながら、お気に入りをお選びいただく時間です。
モノクロでの仕上がりをご希望の場合は、ご予約のときか、当日の打ち合わせでスタッフにお伝えください。
そのときに、ご用意できる範囲をご案内します。先に決めておいていただかなくて大丈夫ですので、「白黒も見てみたい」というくらいのお気持ちでお話しいただければと思います。
よくある質問
マタニティフォトをモノクロで残せますか?
モノクロで残したいというご希望は、ご予約時か当日の打ち合わせでお伝えください。当スタジオの作例にも白黒の写真がございます。ご用意できる範囲は、そのときにスタッフからご案内します。
モノクロにするなら、ドレスの色は選ばなくてよいですか?
色は明るさの差として写りますので、選び方はやはり変わります。白やアイボリーなどの淡い色は明るく、黒やネイビーなどの深い色は暗く写ります。同じ白黒でも、淡い色を選ぶとやわらかい印象に、深い色を選ぶと陰影の強い印象になります。
カラーとモノクロ、両方の雰囲気を撮れますか?
撮影自体はカラーで行います。プランにはマタニティ専用ドレスが2着含まれていますので、1着目を明るい雰囲気で、2着目を暗い背景で、という組み立ては可能です。モノクロでの仕上がりをご希望の場合は、ご予約時にお申し付けください。なお2026年12月1日撮影分より、お子さまとご一緒に撮影される場合は、大人の衣装はお一人につき1着となります。
妊娠線や肌の色ムラは、白黒だと目立ちませんか?
色の差は出にくくなりますが、陰影はかえってはっきり出ます。レタッチでは体型・肌・むくみ・妊娠線など、気になる箇所を自然な範囲で整えておりますので、どうぞご相談ください。
モノクロに向いた背景は選べますか?
背景はスタジオごとに使える種類が異なります。当日ご案内できる範囲でお選びいただけますが、暗い背景をご希望の場合は、ご予約のときにお伝えください。準備が必要なことがありますので、そのほうが確実です。
まとめ
色を外すと、写真に残るのは明るさの差だけになります。光と影の境目がはっきりし、お腹の輪郭に視線が集まり、最後に表情が残ります。
そのため、白黒が似合うのは影のある写真です。暗い背景に一方向から光を当てた一枚や、横向きのシルエット、お腹に重ねた手もとを近くから写したカットは、色を外しても弱くなりません。反対に、選び抜いたドレスの色や、上のお子さまの服の色が写真の中身になっているものは、カラーのまま残されるほうがよく伝わると思います。
決めるのは撮影の前でなくて構いません。背景も光も当日に組み立てますので、カウンセリングでご希望をうかがいます。参考にしたい白黒の写真が1枚あれば、それをお見せいただくのがいちばん早い伝え方です。
暗い背景をご希望のときだけ、ご予約時にひとことお知らせください。準備が必要なことがあります。


