マタニティフォトの妊娠線はどうする?撮影での対応と自然なレタッチを解説
「妊娠線ができてしまった。マタニティフォトはあきらめたほうがいいのだろうか」
そう思って検索された方に、まずお伝えしたいことがあります。妊娠線は、多くの方にあるものです。 撮影をあきらめる理由にはなりません。
この記事では、撮影の場でできることと、仕上げでできることを分けてご説明します。
撮影の場でできること
写真に写る前の段階で、できることがいくつもあります。
ポーズで位置を変える
妊娠線は、お腹の下側や横にできることが多いものです。
- 体を斜めに向け、線のある側を奥にする
- 手をお腹に添えて、気になる部分に重ねる
- 座ったポーズで、お腹の下側が影に入るようにする
手の位置は、いちばん自然で効果のある方法です。 お腹に手を添えるポーズはマタニティフォトの定番ですから、隠しているようには見えません。
光の向きを変える
肌の凹凸は、光が真横から当たったときにもっとも目立ちます。
そこで、斜め前や斜め後ろからのやわらかい光を使います。凹凸に影ができにくくなり、線が浮かびにくくなります。
これは撮影時にこちらで調整しますので、お客さまが意識する必要はありません。
衣装で覆う
もっとも確実なのは、お腹を出さない衣装を選ぶことです。
お腹のラインに沿うドレスや、ジャケットを羽織るスタイルであれば、肌はまったく見えません。それでもふくらみは十分に伝わります。

お腹を出すか出さないかの考え方は、マタニティフォトはお腹を出す?出さない?で詳しくご説明しています。
仕上げでできること
撮影後のレタッチでも、妊娠線は整えられます。
どこまで整えるか
当スタジオでは、目立たない程度までやわらげるという方針で仕上げています。
完全に消して、肌の質感まで均一にしてしまうこともできます。ただしそうすると、写真全体が作りものめいて見えます。数年後に見返したときに「これは自分ではない」と感じる仕上がりにはしないようにしています。
| 仕上げ方 | 印象 |
|---|---|
| そのまま | 記録としての性格が強い |
| やわらげる(標準) | 自然。言われなければ気づかない |
| 完全に消す | 肌の質感が失われ、不自然に見えやすい |
「残したい」という選択もあります
「この線もこの時期の証だから残したい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
その場合は、そのままの仕上がりでお渡しします。どちらが正しいということはありません。 ご希望をお伝えいただければ、その方向で仕上げます。
レタッチ全般についてはマタニティフォトのレタッチはどこまでできる?でご説明しています。
撮影直前にできてしまった場合
妊娠線は、お腹が急に大きくなる時期にできやすいものです。撮影の予約をしたあとにできてしまう、ということもあります。
当日そのままお越しください。 ご来店時にお伝えいただければ、次のように対応できます。
- お腹を出さない衣装に変更する
- 出す場合も、ポーズと光で目立ちにくくする
- 仕上げで整える
衣装は撮影当日にお選びいただくため、直前の変更でも問題ありません。
お腹以外の場所
妊娠線は、太ももや胸元、腕の付け根などにできることもあります。
写真に写る範囲であれば、お腹と同じように対応しています。衣装で隠れる位置であれば、そもそも写りません。
気になる箇所があれば、撮影前の打ち合わせでお伝えください。 そこを避けた構図で組み立てます。
撮影時期との関係
妊娠線ができやすいのは、お腹が大きくなる妊娠後期です。
「線ができる前に撮っておきたい」という理由で、妊娠7〜8か月頃にご予約される方もいらっしゃいます。この時期はお腹のふくらみも出てきており、体調も比較的安定していることが多い時期です。
ただし、線ができてからでも撮れます。 時期を逃したと感じる必要はありません。
撮影時期についてはマタニティフォトはいつ撮る?をご覧ください。
よくある質問
妊娠線があっても撮影できますか?
撮影できます。妊娠線は多くの方にあるものです。ポーズや光の向きで目立ちにくくできますし、仕上げのレタッチでもやわらげています。
レタッチで完全に消せますか?
目立たない程度まで整えることはできます。ただし完全に消して肌の質感まで変えてしまうと、不自然な仕上がりになります。当スタジオでは、見返したときに違和感のない範囲で調整しています。
レタッチは追加料金がかかりますか?
お渡しするデータには基本的な調整を行ったうえでお納めしています。ご希望の程度がある場合は、撮影後のご確認の際にお申し付けください。詳しくはレタッチの記事でご説明しています。
妊娠線を残したいのですが、それでもよいですか?
もちろんです。「この線もこの時期の証だから残したい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。ご希望をお伝えいただければ、そのままの仕上がりでお渡しします。
撮影の直前にできてしまいました。どうしたらよいですか?
当日そのままお越しください。お腹を出さない衣装に変更することもできますし、出す場合もポーズと光で対応できます。ご来店時にお伝えいただければ大丈夫です。
お腹以外の妊娠線も対応できますか?
できます。太ももや胸元などにできることもありますが、写真に写る範囲であれば同じように対応しています。衣装で隠れる位置であれば、そもそも写りません。
まとめ
- 妊娠線は多くの方にあるもの。撮影をあきらめる理由にはなりません
- 撮影ではポーズ・光の向き・衣装で目立ちにくくできます
- 仕上げでは目立たない程度までやわらげます。完全に消すと不自然になるため
- 残したいというご希望もそのまま承ります
- 直前にできてしまっても、当日の変更で対応できます
気になる箇所があれば、撮影前の打ち合わせでお伝えください。そこを避けた撮り方でお撮りします。


